教育への関心が日々高まってきています。今は少子化の時代になり、両親も教育に熱心な方が多くなっています。
そんな教育ですが、ここでは学業面の教育において大事な事は何かと考えます。学業上の教育においては、全ての事においては練習の積み重ねの結果が成果として反映されると言っても過言ではありません。分かりやすい例では、国語の漢字教育です。
常に学校では新しい漢字を勉強しますが、覚えるためには何回も書いてトレーニングする事が必要です。また算数や数学であれば、ある方程式を覚えたらその方程式を現実の問題に応用出来るように何度も問題集を解くことが必要です。その上で初めて漢字や方程式が身に付きます。
この過程を練習と言ったり、もしくは積み重ねと言ったりも出来ますが、ある意味修行です。何かを学んだら必ずトレーニングの過程や期間が必要であり、その結果身について学業成績に反映されます。
その為、もし子供の成績を上げたいと思う保護者がいるのであるのなら、最も重要で有効な方法はこのトレーニングを行う事です。つい結果としての成績を注目してしまいますが、そうではなくてこのトレーニングをした事による過程次第によって結果が変わります。
子供の物覚えに関する能力という部分にだけ目を向けるのでは無く、学んだ後の過程を子供自身が積極的に取り組めるように工夫することが教育において大事な事です。子供自身がポジティブに納得してトレーニングする事が出来れば必ず成績はアップします。
父母や教師の役割としては、基本的な事を教えるのは無論ですが、このトレーニングの過程の重要性をしっかりと教える事です。
その事は努力という言葉でも表せます。努力する事を学ばせるのです。これは学業面だけでなく、一人の人間として生活する上でとても重要なことです。勉強に限らず、人生のあらゆるシーンで同じような状況が来た時に、この訓練のパターンが身についているか、否かは以後の重要な分かれ目になります。