香典返しとは
香典返しは、その名の通り香典のお返しとしてお贈りする品のことで、わざわざ葬儀に参加してもらった上、香典まで贈ってもらったことの感謝の印としてお贈りします。 どんなものを贈るかについては、食品や潜在などの消耗品が一般的で、宗教上問題がある肉や魚、縁起が悪いということで、形が残るものは贈らないという決まりがあります。 最近は当日返しとして、数千円の贈り物を葬儀会場でお贈りすることも増えているので、そちらとあわせて一定の額の品を贈ることが多いです。 またより確実に葬儀の参列者に満足してもらうために、自分で商品を選べるカタログギフトをお贈りするケースも増えてきており、昔に比べて品物選びは楽になったという声も聞こえます。
香典返しの相場
香典返しをお贈りする際はどの程度の価格の品を贈るか迷うところですが、香典返しの相場についても、昔ながらの決まりがあります。 香典返しは大体贈られた香典の半額程度といわれており、多くの人は香典の額に応じてお贈りする香典返しを3種類に分けて、一定の額まで香典を渡した場合は、大体半額になる額の品を贈るようにしているそうです。 基本的には相場を守っていれば失礼はありませんが、特別に感謝の気持ちを贈りたいという方は、多少相場を無視しても上等な品を贈ったり、改めてお礼の電話などを行うのも良いでしょう。 昔ながらの決まりを守ることも大切ですが、それ以上に相手に感謝の気持ちを贈ることを第一に考えてください。