遺影写真はデジタルで残そう
遺影写真とは葬儀のさい、祭壇の中心に飾られている写真のことです。参列者のもっとも見られる写真で故人を偲ぶきっかけにもなる写真です。最近は終活が流行しており、生前に自分の死後の準備をする方が少なくありません。
終活にはどのような葬儀にしたいか、お墓はどうするか、相続問題といった内容がほとんどですが、ひとつひとつクリアにしていくのは大変な作業でもあります。
本記事では葬儀で使用する遺影写真を撮影するときのポイントについて紹介します。
遺影写真を撮影するときのポイントは、自分らしさが出る写真にすることです。何をしているときの自分が自分らしいか、だれと過ごしているときの自分が好きかは、人それぞれです。「写真嫌いだからどうでもいい」とこだわらない方もいらっしゃるとは思いますが、遺していく家族や親しい人たちのために、できるだけ素敵な写真を残しましょう。
お手持ちの写真で気に入った表情の写真が集合写真しかない、という場合も大丈夫です。
写真の加工技術は発達しているので、切り抜いて背景を消したりする加工は難しいことではありません。ただ、かなり大きく引きのばす必要があるため、できるだけ画素数が大きいものが望ましいといえます。
最低200万以上の画素数が必要です。最近はスマートフォンのカメラの性能がよくなっていますので、お出かけのさいに積極的に撮影しておくこともおすすめです。
撮影した写真はクラウドサービスを利用して保存しておくと、必要なときにどこからでもアクセスできます。最近は遺影やエンディングノートを専門に扱うクラウドサービスもありますので、興味があるかたは一度相談してみてはいかがでしょうか。