子どもに携わる仕事のうち、教育するポジションにつける資格と言うと学校の先生などが想定されますが、そのような中にも数種類の資格があります。
例えば、教育者の代表的な存在の学校の先生でも、小学教諭普通免許状に中学教諭普通免許状、高等学校教諭普通免許状の3種に分類する事が出来るのです。これらの資格を取得する為には、大学などで必修とされている単位を取り、その後、各都道府県での資格試験日に合格する必要があります。
その他、幼稚園の先生になる為には、幼稚園教諭普通免許状と言う資格が必要になってきます。これは、保育園で働く資格とは違い、幼稚園で教育を行う為に必要になってくる資格になっています。
また、同じ教育の場でも、盲学校やろう学校、養護学校や一般校に併設されている特殊学級とかの学校もあります。
これらの場所で教育を行う際は、特別支援学校教諭という資格を要します。この資格に関しては、小学校、中学校、高等学校や幼稚園教諭の普通免許状を取得済みの人、その上で特別な条件をクリアした人になってきます。
学校図書館司書教諭の資格というものは、あまり有名ではありませんが、仕事内容としては、小、中学校、高等学校の図書館で専門的な資料に関連する職務に従事する内容になっています。
その為に、教員免許がなくても学校内での就労が可能になっている資格になります。とは言っても、受験資格に細かい設定があり、条件が合致しないと受験資格がありません。同様の仕事内容で有名な資格は司書になります。
司書においては、割合に取得しやすい資格になっており、学校等の他にも、図書館などでも働く事が出来る資格です。
このように、教育に関係する資格には様々な物があり、自分にあった資格を取得し働く事が出来るようになっています。
その為、教育現場での仕事を志望する場合は、大学決定時に、その学部でどれほどの資格を取得する事が出来るのか確認する事が肝要になってきます。