日本は治安の良い国だと言われて来ました。日本は古くからの安全神話によって、夜中でも女性が外出出来るという一部の他国と比較すると、考えられないほど安心して暮らせる世の中でした。
しかし、最近ではこうした女性を狙った、悪質な犯罪や子供を誘拐する事件などもあり、もはや、日本の安全神話は崩壊したとの声も上がっています。
都会では、すでに監視カメラや警官の巡回など、充分なセキュリティ対策が取られていますが、地方や過疎地では、まだまだセキュリティ的には未開で、数多くの課題が残っています。
こうしたセキュリティの対策を社会に求めることも重要ですが、個人レベルでもやれる対策がいくつもあります。
現在、国内外の各社が販売に力を注いでいるのが個人の利用が可能なセキュリティグッズです。セキュリティに関するグッズというと、催涙スプレーや防犯ブザーなどが一般的にありますが、これらは犯罪などを未然に防ぐ上で、大きな効果が期待出来ます。
実際、子供の誘拐事件を防犯ブザーが未然に防いだという例は多数在りますし、子供が簡単に大人の力に対抗するには、こうした防犯ブザーなどが最も現実的で効果の高いものです。
近頃では、セキュリティを重視したランドセルなどで、防犯ブザーが設置されているものも多く、子供の登下校時のリスクを大きく減らしてくれるものになります。
防犯ブザーは不審者などに出くわした場合に、ブザーのストラップを外すと大きな音がなる仕組みになっています。これには不審者も驚いてしまい、その間に近所の人などがかけつけてきます。
大人向けの防犯グッズにも様々なものが存在します。その代表例は、先に挙げた催涙スプレーです。これは唐辛子などの成分によって強烈な刺激となるので、犯罪者から離れるために非常に有効な手立てになります。涙や咳が止まらなくなったりして、少しの間相手をひるませることができます。
他にもスタンガンまたは防弾チョッキなど、特殊なものも防犯目的ならば日本で入手出来るので、セキュリティ対策の選択肢は大きく存在します。
一般的な日常の生活であるならば、催涙スプレーや防犯ブザーで十分な対策になるので、一人暮らしの女性や夜道を一人で歩く女性にとって、かばんに一つ備えておくだけで安心出来るアイテムになります。
日本はまだまだ他国と比較しても安全なものですが、毎日何かしら、女性や子供が被害者になる事件が起こっているのも事実です。ぜひとも出来る範囲からセキュリティグッズで対策をしてください。